「血液検査もCTも異常なし。でも毎日しんどい…」
「頭痛やだるさが続いて、以前の生活に戻れない」
そんな風に感じていませんか?
実は、病院では「異常なし」と言われても、
自律神経の不調によって体に様々な
症状が現れることがあります。
本記事では、自律神経と不調の関係・薬に頼らない改善の考え方
・東洋医学的なアプローチについて詳しく解説します。
自律神経の乱れとは?症状を一括りにする落とし穴
病院では「自律神経の乱れですね」と
一括りにされるケースが少なくありません。
しかし、実際にはその言葉が「
本当の原因」を見逃してしまうことがあります。
自律神経の乱れで現れる代表的な症状
- 慢性的な頭痛
- 朝から体がだるい、疲れが取れない
- 胃のムカムカや食欲不振
- 動悸や息苦しさ
- 集中力の低下、不安感
これらは同じ「自律神経の不調」とされても、
人によって原因は全く違うのです。
なぜ病院では「異常なし」と言われてしまうのか?
病院で受ける血液検査やCT、MRIは
「目に見える病気」を探すためのものです。
しかし、自律神経の不調は数値に現れにくく、
「異常なし」とされてしまうことがよくあります。
その結果…
- 「気のせいです」と言われる
- 必要のない薬を処方される
- 改善しないまま不安だけが続く
こうした状態で悩む方が後を絶ちません。
薬に頼りすぎることのリスク
「とりあえずの薬」が根本改善を妨げる
- 胃の不調 → とりあえず胃薬
- 不安 → とりあえず安定剤
- 頭痛 → とりあえず鎮痛薬
こうして薬の種類だけが増えていきます。
しかし、自律神経の乱れ“全部に効く薬”は存在しません。
一時的に楽になっても、
根本原因が解決されていなければ、
再び症状は戻ってきます。
薬の副作用や多剤服用のリスク
- 薬で胃腸が荒れる
- 眠気・だるさが出る
- 新しい不調が出て、さらに薬が増える
「薬を飲んでいるのに良くならない」という方は、
薬のせいで不調が悪化している可能性もあるのです。
東洋医学(鍼灸)からみる自律神経の不調
鍼灸などの東洋医学では、
症状の原因を深掘りして、
体全体のバランスを整えることを大切にしています。
例えば同じ「疲れやすい」でも原因は人それぞれ
- 胃腸の弱りが原因 → 食後にだるくなる
- 血の巡りの悪さが原因 → 手足が冷えやすい
- 精神的ストレスが原因 → 夜眠れない
同じ「疲れやすい」でも、原因は全く違うため、
必要な対策も当たり前ですが異なります。
つまり、症状だけ追う薬では改善しないのが自律神経の不調なのです。
自律神経を整えるためにできること
ここでは、薬を飲んでも思うように改善しない
自律神経を整えるためのポイントをお伝えします。
1. 生活リズムを整える
- 朝は太陽の光を浴びる
朝起きたら、1分でもいいので外に出て
太陽を浴びてください。 - 睡眠のリズムを一定にする
コツとして、
1日の始まりに「今日は◯時に寝る」と
決めてしまうのです。
できれば23時には寝る習慣をつけましょう。
2. 食べるスピードを落とす
- よく噛んで食べることで食べるスピードが落ちます。
自律神経の乱れは胃腸の動きと連動してるので、
胃腸が疲れていると乱れやすくなります。
3. 東洋医学の力を借りる
鍼灸は自律神経に直接アプローチし、
体質そのものを整えていく効果が期待できます。
薬のように「症状を抑える」のではなく、
不調が起こりにくい体へ導くのが特徴です。
「1日でも早く良くしたい」
「自分では限界がある」
そう感じる方はぜひ鍼灸など、
体質を改善させる方法を選びましょう。
無駄な薬を増やさないために
「検査は正常。でも体はボロボロ」
そんな状態で悩み続けるのはとても辛いし
時間の無駄です。
- なぜ頭痛が出ているのか?
- なぜ朝から動けないのか?
- なぜ胃腸の不調が続いているのか?
「そもそもなんで?」
大元の原因を一緒に見つけることで、
薬を増やさずに改善へ近づけます。
自律神経の不調は一人で抱え込まないで
- 自律神経の乱れは症状も原因も人それぞれ
- 薬だけでは根本改善にならない
- 東洋医学では「原因」を見極め、体質から整えられる
「なんでこんなに辛いの?」と感じたら、
一人で悩まないでください。
必ず改善へのヒントはあります。
「どんな症状で一番困っていますか?」
「病院ではなんて言われましたか?」
「今までどんな治療を受けてきましたか?」
ご自身では判らない場合や、
自分だけの対策を知りたい方は
ご相談くださいね♪
