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季節の不調を整える!鍼灸でできるセルフケアと対策法


季節の変わり目はなぜ不調になりやすいのか?

「春になると体がだるい」「夏は冷房で体が冷える」「秋は咳が長引く」「冬は手足が冷える」など、季節ごとに不調を感じる方は多いです。
その大きな原因は 気温・湿度・気圧の変化 によって自律神経が乱れること。

特に現代人は冷暖房やストレスによって自然な体のリズムが崩れやすく、結果として体調不良につながります。
鍼灸はこの乱れを整え、季節ごとに起こる不調をやわらげるサポートができます。


春の不調:花粉症・自律神経の乱れに

春は花粉症の症状や、環境の変化によるストレスが出やすい季節です。
鼻水や目のかゆみ、イライラや不眠に悩む方も多いのではないでしょうか。

鍼灸でできること

  • 鼻づまりには「迎香(げいこう)」
  • 目のかゆみには「合谷(ごうこく)」
  • イライラや不眠には「神門(しんもん)」

こうしたツボを刺激することで、自律神経を整えつつ花粉症の症状を和らげる効果が期待できます。


夏の不調:冷房冷え・胃腸の不調に

夏は暑さだけでなく、冷房による 冷えすぎ が問題になります。
また、冷たい飲み物や食べ物で胃腸が弱ることも多い季節です。

鍼灸でできること

  • 胃腸の働きを助ける「足三里(あしさんり)」
  • 手足の冷えには「三陰交(さんいんこう)」

これらを刺激することで、冷えを防ぎ、胃腸の働きを整えることが可能です。


秋の不調:乾燥による呼吸器トラブル

秋は空気が乾燥し、呼吸器や皮膚のトラブルが出やすくなります。
「咳が長引く」「喉が痛い」「肌がカサつく」といった症状が多いのが特徴です。

鍼灸でできること

  • 喉や咳に「尺沢(しゃくたく)」
  • 肌の乾燥予防には「太淵(たいえん)」

呼吸器の働きを高めることで、秋特有の乾燥トラブルを予防できます。


冬の不調:冷えと免疫力の低下

冬は寒さによって血流が悪くなり、冷え性や風邪を引きやすくなります。
特に手足の冷えや体のだるさに悩む方は多いでしょう。

鍼灸でできること

  • 免疫力アップには「大椎(だいつい)」
  • 体を温めるには「関元(かんげん)」

体の深部から温めることで血流を改善し、冬の体調不良を防ぎます。


自宅でできる!セルフツボ押しのコツ

「鍼灸院に行く時間がない」という方でも、自宅でできるセルフケアがあります。

  1. 力加減は“気持ちいい”程度に
    強すぎる刺激は逆効果になることがあります。
  2. 呼吸を合わせる
    息を吐きながらゆっくり押すことで、よりリラックス効果が高まります。
  3. 習慣にする
    毎日2〜3分でも続けると体質改善につながります。

まとめ

鍼灸は「季節の変わり目に弱い」という方にこそおすすめです。
花粉症や冷房冷え、乾燥や冷え性など、季節ごとの不調に合わせてツボを刺激することで、薬に頼らず体を整えることができます。

「毎年同じ不調に悩まされる…」という方は、セルフケアとあわせて鍼灸院での施術を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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